奈良の蔵見学 吉野は「花巴」の蔵へ その3
2005年 01月 29日
一通りの造りをまわって、いよいよお酒を利かせてもらうことにする。
利かせてもらうお酒は昨年の造りで今年の造りのものではなかったし、今年の造りから杜氏が変わったらしいので、今呑むお酒と今造っているお酒は違うのです。
そうそう山田50%の純吟と雄町50%の純吟とを比べてみる。
飲んだ花巴はどちらも昔の濃厚で芳醇な感じはなく酸がかなり立っていた。
多分理由は杜氏が但馬杜氏から南部杜氏に変わったからだと思われる。
山田50%の方が香りが立っているような気がした。さんも山田の方が強かった。
雄町50%の方は酸が山田よりやわらかく、甘みがじっくり引いていく感じだった。
山田30%は酸が50%より落ちついていてスッキリしていた。
菩提もとのお酒も呑んでみた。
菩提もとという奈良独特のもと造りのお酒はそやし水という生米のとぎ汁に乳酸菌を自然発生させそれに培養した酵母を入れてもとを造るという方法で造られたお酒で、菩提もと独特の香りとトロリとした味わいが特徴です。菩提寺で造った菩提もとを奈良の蔵14蔵が持ち帰りそのもとを使って独自のお酒を造っていく。
上立ち香は菩提もと特有の香りはするものも香りは穏やかで、口に含みと甘酒を口にしたようなコクで味わいはマイルド。
ほんのりとした甘みと酸味がバランスよく広がっていく。
呑んだ中では一番好きなお酒だった。
利かせてもらうお酒は昨年の造りで今年の造りのものではなかったし、今年の造りから杜氏が変わったらしいので、今呑むお酒と今造っているお酒は違うのです。
そうそう山田50%の純吟と雄町50%の純吟とを比べてみる。
飲んだ花巴はどちらも昔の濃厚で芳醇な感じはなく酸がかなり立っていた。
多分理由は杜氏が但馬杜氏から南部杜氏に変わったからだと思われる。
山田50%の方が香りが立っているような気がした。さんも山田の方が強かった。
雄町50%の方は酸が山田よりやわらかく、甘みがじっくり引いていく感じだった。
山田30%は酸が50%より落ちついていてスッキリしていた。
菩提もとのお酒も呑んでみた。
菩提もとという奈良独特のもと造りのお酒はそやし水という生米のとぎ汁に乳酸菌を自然発生させそれに培養した酵母を入れてもとを造るという方法で造られたお酒で、菩提もと独特の香りとトロリとした味わいが特徴です。菩提寺で造った菩提もとを奈良の蔵14蔵が持ち帰りそのもとを使って独自のお酒を造っていく。
上立ち香は菩提もと特有の香りはするものも香りは穏やかで、口に含みと甘酒を口にしたようなコクで味わいはマイルド。
ほんのりとした甘みと酸味がバランスよく広がっていく。
呑んだ中では一番好きなお酒だった。
by marki1122
| 2005-01-29 12:39